地震が発生した時、およびその後、電気に関連して屋内配線の漏電や火災 心配ではありませんか?
お客様からのご依頼で、地震時に自動的に電源ブレーカーを遮断する装置を設置しました。
施工事例として紹介させていただきますので、ご検討ください。
取り付けの目的は、地震が発生した時や、発生頻度の高い半壊を含む家屋倒壊時で、停電後復電時の電気火災を防止するため、分電盤の漏電ブレーカーを自動で遮断する事です。
「避難時に自宅のブレーカーを開き、避難から帰宅したら電気回路を確認し、ブレーカーを戻してください」と言われますが、そんな事は忘れてしまいます。
また、家具等に挟まれて動けないときも、ブレーカーを開く事は不可能です。
そんな時のために!
今回設置したのは、S様邸分電盤に河村電器製の感震リレーを取り付けました。
河村電器産業の感震リレー紹介ページはこちら
→ http://www.kawamura.co.jp/news/newslist/kanshin_2013.php
分電盤には、ブレーカー本体と盤扉の間に機械的な製品を取り付けるスペースが無いため、機械式の安価な感震装置を取り付けることができません。
また、分電盤がパナソニック製ではない事から、河村電器製の感震リレーを選定しました。
取付リレーが地震を検知し動作すると、ブレーカーに模擬電流を流し、ブレーカーが漏電したものと感知して、遮断する動作原理です。
ブレーカー右側にリレーを取り付けるスペースがありましたので、こちらに取り付けをします。
S様邸についているブレーカーは、単相3線式欠相保護機能のみのブレーカーで、漏電保護機能が無かったため、遮断機能を発揮することができませんでした。
そのため、ブレーカーも合わせて交換します。
漏電ブレーカーに取り替え、感震リレー(赤三角印)を取り付けた状態です。
今回は漏電ブレーカーへの取り換えを伴ったので、若干時間が掛かりましたが、感震リレーのみであれば2時間程度で取り付けができます。
今回取り付けたリレーの説明 →
http://www.kawamura.co.jp/catalog/index03.php?hinban=KNR%201
感震リレーの詳細は上記ホームページ上を参照いただければ判るのですが、リレーは大きく2つの保護機能を有しています。
①震度5程度の揺れを感知すると、警報ブザーが鳴り3分後にブレーカーを遮断
②リレーが傾き家屋倒壊を感知すると、瞬時にブレーカーを遮断
地震検知後3分以内に停電した場合は、復電後に遮断します。
分電盤取付完了後の外観です。
分電盤面に窓を開けられる構造でしたので、リレー位置に合わせ開口しました。
これで、表面扉を開ければ、感震リレーの定期的なテストを実施することができます。
今回は盤内に設置しましたが、外付けするケース付きタイプも用意されています。
地震対策を行っておけば、地震避難時に停電,復電後の火災を防止するため、人間系でブレーカーを開く手間や、遮断忘れが防止できます。
大切な財産,家屋,生命を地震から守るため、ぜひ設置をご検討ください。
【施工事例】地震対策1 感震アダプター取付 紹介 →こちらから
【施工事例】地震対策3 感震リレー取付 紹介 →こちらから
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